健康診断・人間ドックという言葉は、学生や社会人であれば一度は聞いたことがある言葉。なじみはあるけれど、ちょっと面倒くさいという人も多いのではないでしょうか?
また実際、健康診断を受けては見たものの、よくわからず年一回の診断を乗り越えるという人にとっては、そもそも健康診断って何のためにやっているんだろうと疑問に思ってしまいますよね。
そんな皆さんに今回は、健康診断や人間ドックをうけるときの心構えを紹介します。また、何のために健康診断や人間ドックを受けるのか、という点についても改めて確認していきましょう!
1.健康診断や人間ドックは「未病」を発見するために行うもの
健康診断や人間ドックでは様々な項目からカラダをくまなくチェックしていきます。病気になる/なっている箇所を早期に発見することで、いち早く治療することができれば、本人にも負担が少なく完治させる確率も高くなっていくのです。
病気を早期に発見することを、「二次予防」と呼びますが、現在では医療技術が進化してきており、病気にはなっていないものの、その芽を発見し、病気にならないようにする「一次予防」も健康診断や人間ドックで実現できるようになってきています。
だからこそ、年1回の健康診断や人間ドックは欠かさず受け、カラダがどのように変化しているのか、また、いまどんな状態なのかを客観的に知る良い機会になるんです。
2.生活習慣病は本人では「気付けない」
健康診断や人間ドックの話題になると、必ず聞くであろう言葉である「生活習慣病」。
生活習慣病と一口に聞くと、まぁ生活をしっかりしていれば防げるんじゃないの?と思ってしまいますが、油断大敵。
生活習慣病のほとんどは、”自分では気づけない病気”であることを忘れてはいけません。
もちろん日々の生活に気を使っている人のほうが、生活習慣病にかかるリスクは抑えられますが、やはり医療機関での健康診断や人間ドックなどの客観的なデータで自分のカラダを見守っていくことが大切です。
3.健康診断や人間ドックで「ウソはつかない」
また、意外とやってしまいがちなのが、健康診断や人間ドックの際の問診票に、適当に自分のカラダのことを書いてしまうこと。
少し面倒ではありますが、きちんと自分の健康状態を知るために正直に記入するようにしましょう。
特に、飲酒や喫煙習慣のある人や、家族の病気、自身の病気の履歴、日常生活の状況などは、本人しかわからない部分も多々あります。
せっかく予防するために健康診断や人間ドックを受けるのですから、自分のありのままを診断してみたほうが未来の健康につながります。
まとめ
普段では「面倒くさいなぁ」「いつも同じじゃない?」と疑問を持ってしまいがちな健康診断や人間ドックというイベント。
もちろん時間もかかるし、前日から食事制限があったりなど手間はかかりますが、未来の自分の健康のためにも、しっかりと考えて受けることが必要です。
健康診断や人間ドックで早期発見できたから、現在健康に過ごしているという人も多くいます。3つの心構えを忘れずに健康診断や人間ドックに望んでもらうことをおすすめします。