人間ドックの診断結果で「脂肪肝」と呼ばれた方も多いのではないでしょうか?
かくいう私も脂肪肝だと言われて、日々の食生活に気をつけていますが、自覚症状もないしよくわからないな・・という人が大半だと思います。
ここでは、脂肪肝についての基礎知識と初期症状や悪化するとどうなるのか、について詳しく解説していきます!
脂肪肝とは?
脂肪肝は、肝臓に脂肪が蓄積する病気です。脂肪肝は、肝臓に脂肪が蓄積し、肝臓の細胞に障害を引き起こすことで、肝臓の機能が低下します。
脂肪肝の原因には、次のような要因が考えられます。
- 高カロリーの食生活
- 不適切な食事
- 過剰なアルコールの摂取
- 体重増加
- 糖尿病
- 高脂血症
脂肪肝になると、肝臓の細胞に障害が生じ、肝臓の機能が低下します。
肝臓は、身体に必要なタンパク質や脂質を合成し、毒素を浄化する役割を担っています。
脂肪肝が進行すると、これらの役割が低下し、肝臓の炎症が生じる可能性があります。
脂肪肝の初期症状とは?
脂肪肝の症状は、通常は軽微なものであり、症状が出にくいため、早期発見には警戒が必要です。しかし、脂肪肝が進行すると以下の症状が出ることがあります。
- 腹部脂肪の増加
- 腹部腫脹
- 疲れやめまい
- 肝臓の腫れ
- 黄疸
- 低血糖
- 肝臓の炎症や硬化
脂肪肝は、生活習慣病の一つであり、アルコールの摂取や、運動不足、肥満、高脂肪・高糖質の食事などが原因となります。
早期発見や予防が重要であり、健康的な生活習慣を身につけることが望ましいです。
脂肪肝が悪化するとどうなる?
脂肪肝が進行すると、肝硬変や肝炎を引き起こし、肝がんの発生リスクも高くなります。脂肪肝を進行させないためには、健康的な生活習慣を身につけることが重要です。
適度な運動、健康的な食生活、アルコールの摂取を控えることなどが挙げられます。また、定期的な健康診断を受けることで早期発見ができるため、早めに治療を受けることが望ましいです。
脂肪肝への対策は?
脂肪肝を防ぐためには、健康的な生活習慣を身につけることが重要です。
適度な運動をする
運動は、脂肪を燃焼し、体重を減らす効果があります。また、肝臓の機能を改善するためにも有効です。1日30分程度の適度な運動を心がけましょう。
健康的な食生活
高脂肪、高カロリーの食生活は脂肪肝を引き起こします。肝臓を健康に保つためには、食事の摂取カロリーを抑え、果物、野菜、穀物などの栄養バランスの良い食品を摂取することが重要です。
アルコール摂取を控える
過剰なアルコールの摂取は肝臓に悪影響を与えます。アルコールは肝臓の細胞を傷つけ、脂肪肝を引き起こす可能性があります。
体重管理
体重が増えると脂肪肝のリスクが高まります。適正な体重を保つためには、適度な運動や健康的な食生活を心がけることが重要です。
定期的な健康診断を受ける
脂肪肝は症状がないため早期発見が難しいことが多いです。定期的な健康診断を受けることで早期発見ができ、早めに治療を受けることが望ましいです。
これらの生活習慣を身につけ、健康的な生活を送ることで、脂肪肝を防ぐことができます。